どのようにヤフーショッピング運営代行の業者を見極めるのか?
ネットショップの運営代行って検索すると本当に沢山の業者が出てきてここからどうやって良い業者を決めるのか?かなり不安は山盛りです。それでは、いったいどのようにしてこの山の中から良い業者を見つけるのでしょうか?
現在はモール内でも楽天市場では、楽天市場の中で業者登録させて優良企業を紹介する流れが出てきます。またヤフーショッピング(Yahoo!ショッピング)なんかでもヤフーの認定企業を集めて紹介するYahoo!JAPANコマースパートナー制度があります。モールへ出店している場合であればそれらのサービスを使うのも1つの手かもしれません。ただし楽天については、ヤフーショッピングのような公開された物ではなく、楽天RMS上からサービスを確認するクローズドのサービスとなりますので、すでに楽天出店されている方がいれば一度内容を確認してみても良いかもしれません。(楽天の場合は楽天市場のノウハウをもったナビゲーターが店舗にあった業者を紹介してくれるというメリットもあるので、そのあたりは自分の肌にあった、あう場合は依頼してもいいかもしれません)
Table of Contents
どのようにヤフーショッピング運営代行の業者を見極めるのか?
1.数や売上がどのくらい上がったなどの実績よりも、何をやってくれるかを明確に記載されている所
2.売上至上主義になっているヤフーショッピング運営代行業者は要注意
3.スタッフはどのくらいいるのか?またパートナー企業といって、元受けから外へ外注してないか要注意です。
4.基本的にいつでも連絡が取れるか?デザイン部隊と運営部隊がわかれているか?
1.数や売上がどのくらい上がったなどの実績よりも、何をやってくれるかを明確に記載されている所
–基本的にどこのサイトでも、売上がどのくらい上がったのか、どのくらいの期間で などの売り文句が目立ちます。勿論売上を上げてくれるのが前提条件で依頼するのですが、売上は結果的に出てきた積み上げの数字であって本来の目標値ではありません。ネットショップでは少ない費用で出店や運営が行えるもののすぐに高い売り上げを上げるにはそれりのノウハウや知識伴い、路面店で飲食店を出すのとはわけが違います。また立地や人口などリアル店舗と違ってこのような要素は元々ありません。特に楽天市場やヤフーショッピングなどはこのようなことが最初から集客は行わなくてよいという触れ込みで10年も前は行っていましたが現在では、1モールに数万店がひしめき合う群雄割拠となり戦国時代となっていますので、よっぽど特殊で独占的な商品を扱っていない限りではブルーオーシャンなエンジョイネット通販となることは稀です。逆に、もしそのような商品を持っているなら真っ先にネット通販に参入すべきですし、在りがちな話で、「うちはネット通販なんかでやらなくてもたくさん売れているので問題ない、利益も十分出てる・・・」そういって参入しないお店が沢山いるのも事実です。実にもったいない話で、ネットビジネスにアレルギーがあるのでしょう。実店舗とはまったく違う性質をもつネット販売では、そんな独りよがりを吹っ飛ばすほどのパワーや知名度を上げる要素が盛りだくさんあるのをわかってない事が原因です。実にもったいない。
2.売上至上主義になっているヤフーショッピング運営代行業者は要注意
——結局売上を上げるだけだと、利益を薄くして他社より有利な条件で売る、これだと一時的には売上があります、最近のお客さんは本当に賢くネット通販を楽しみます、欲しいものを横断的にしらべ、レビューもよく見ます。なので、他でよいレビューや商品を探して、一番安いところで買うという購買行動は明らかなので、これに沿った販売手法をとれば売り上げを上げるのはそれほど難しいことではありません。但し1つ落とし穴があります。競合他社より条件をよくして露出させ、さらに値段も他社よりくぐるとなればそれ相応の戦略が必要です。
確かに売り上げは上がりますが、いくらやっても利益が残りません。売上を上げつつ利益をどこかでとる仕組みや商品投入、戦略を持つことをしないとただ単にネット運営代行業者に奉公しているだけになってしまいます。ある程度売り上げを作っていかないと今のモールでは生きていけません。売上は検索にかかわる重要な要素となりますので、利益薄でもある程度必要です。その為、本当に売る時期と(利益をとって、売上を伸ばす時期)そうでない時期でバランスよく利益を作る必要があります。限りなく原価が0に近い商品など存在しないので、付加価値を上げてより高くうりつつ広告費やプロモーション、商品ページ改善をしながら利益の形を運営しながら見出していきます。そのような運営方法を考えてもらえない売上至上主義会社に任せてしまうと、結局ヤフーショッピング運営代行業者が離れたときに売上が残らず何をやっていたのかわからない状況に陥ります。
3.スタッフはどのくらいいるのか?またパートナー企業といって、元受けから外へ外注してないか要注意です。
ヤフーショッピング運営代行あるあるでは、運営代行は作業を代行するだけではなくマネージメントもできなければなりません、デザイナー専業や以前店長経験があるだけなどの人材では到底売上を上げることはできません。様々な店舗経験と売り上げを上げるスキルを持ち合わせてないとなかなか運営代行としての事業はなりたたのが本当のところです。ただネットショップを始めて立ち上げる方や、それに近い方々にとってその見分けなど付きようもなく、どの人材がどのように動いてくれるのかまで最初から把握するのは難しい。
少なくとも担当者がついてくれて、どのような作業をやってくれるのをスケジューリングしてくれる人が必要です。少ない人材で回している場合のほとんどが非常に多岐にわたる仕事の兼務で、日々の業務を置き去りにされる事がままあるので、明確なスケジューリングか、計画表(数値の入ったもの)はもらっておく必要があります。そのうえで作業そのものを外注していないか、人材は本当になれた人間がこなしているのか?ランサーズやクラウドワークスなどのクラウド人材が使われていないか特に注意を払うべきです。
外注は区切られた責任範疇の中で売上に対しての責任感は到底ありませんし、その部分は外注費には含まれてませんので定型作業をこなすだけのものになりがちです、その為依頼前に必ず外部スタッフが使われてないかチェックする必要があります。特にランサーズやクラウドワークス人材を使われている場合、単にディレクションしているだけなので、もしも契約後に発覚してしまった場合はなるべく短期で切り上げ、逆にどのような運営を実施しているのか果たして自分の店舗に合った仕事をしてくれているのかウォッチし、なんなら自分で直接頼むくらいの気構えが必要です。
ただヤフーショッピング運営代行に頼む時点で外注に頼んでますので、あくまでも作業+ノウハウを依頼し、自社にもノウハウを蓄積する必要性があります。外注任せにする場合は特に費用と外注費を計算しどんぶりで依頼すると結局何も残りません。お金を払う以上、外注から外注させるような取り扱いをされないように注意すべきです。
4.基本的にいつでも連絡が取れるか?デザイン部隊と運営部隊がわかれているか?
- 結局どこの運営代行業者でもデザイナーが中心で形成されている事が多い、体系だったものではないので、デザインありきで話が進む場合もままあります。勿論業態にもよります、例えばアパレルなどでは写真やデザインセンスが購入者へ刺激となりますし、写真がへぼくて購入にいたらないなんて事も多々あります。また写真の撮影センスも問われデザインナーが腕を発揮する場面が多いのも事実です。また現在のECでは特にアパレルが全体の多くを占めている事もあり業界全体がそのような流れになっているのもあります。
- デザインナーとディレクター、運営を実施する人間は基本的には違う動きですし役割も完全に違うものになりますので、時には非効率は作業の繰り返しが行われている場合はシステム構築もありますし、時には外注業者の連携も必要な場合もあるかもしれません、そういった部分でマネージメントも含めたディレクターがつくことで店舗側の負荷軽減にもあります。また運営代行を実施する部隊はデザイナーとも違います。広告運用や簡単なバナーなどの対応、ヤフーショッピングの中では、ポイントやEC担当との折衝や情報共有、また、ヤフー側のスケジュールに沿った広告運用もその1になるか事と思います。
- デザイナーがすべてを兼務するような運営代行では依頼するには寂しいですしそこまでの知識や運営能力を持ち合わせているとは思いません。専門は専門としてパフォーマンスを発揮できないと、すべての事を網羅的にこなすのは困難です。効率よくそして売上を上げて利益を残すパターンにもっていくには、これらの運営代行スタッフがどのような動きで仕事をしているかをチェックする必要があります。逆に言うとそのような事を把握していないと依頼する事すら難しいのではないでしょうか?
全部をまかっせっきりでお金だけ払っていれば売り上げを上げてくれる夢のようなサービスは存在しません。もし、一時的に売上が上がったとしてもそれは商品力と価格競争力がその時はあっただけの話で、ネットでは長くこの流れを作ろうと思えば、店舗側も何気トレンドで何気うけるのかなどを常に運営代行部隊と協議し、戦略を策定する必要があります。これらができないと、「まる投げ」でかってに運用してもらえるところはないと思われます。