楽天市場で転換率を具体的に上げる方法とは
意外にお店の運営をしていると、単調になりがちです、現在販売している商品、特に主力商品については、現在の販売している転換率が本当に正当なものなのか、まだ上げられるのではないか?現状に満足してしまった時点でそれ以上あがりませんし、結局上げる努力をしてないと下がる一方なのです。他店舗の内情を外から見ることはできませんが、EC担当などに具体的な店舗というよりは、同ジャンルではどのくらいの転換率なのかを調査してもらうことも必要です。もちろん楽天RMS側でTOP10などの転換率を見ることもできますが、自分の店舗と売上がかけ離れてるような店舗はあまり参考になりませんし、優良な広告を配信している場合や、レビューが多く積もっている店舗などでは、やはり大きな転換率の違いが出てきます、
楽天市場では、転換率を向上対策として、
1.検索からの入口の意識
サムネイルで顧客を引く
現在楽天市場内ではABテストをできる環境が整っています
サムネイルだけを変えてどちらが反応が良いのかをテストする事ができ
ますが手間を惜しんでわかってはいるがやれてない店舗が殆どです。
2.商品に対する具体的なイメージを提案する
商品の利用方法やこれを使えば、食べられば、こんなにハッピーに
なりますよ的な提案
店舗側では当たり前にわかっている事でも、ページに入ってきた
顧客にとっては新しい可能性もありますし、何よりお買い物段階で
高揚感を演出するのは、「具体的な利用イメージ」がなにより
効果的です、
TV通販番組で、実演しない通販?そんなの見たことありません。
ネーミング的には面白いですが・・
3.エビデンスの表示
あれば尚よしですが、科学的な証明や実験数値、或いはカロリー
などのだれでもわかるような数字的な表示が有効です。
最大表記は表示法上
楽天内でも減点ペナルティになる恐れがあるので注意しましょう。
例:日本一や楽天で一番販売しているなど・・
検査結果や公共機関や一般的な公開されているデータを引用する
事は引用元表示をしっかできればOKです。説得材料となりえます。
但し薬事系については、再要注意が必要です。もし少しでも不安な
場合は担当ECCに相談しましょう。
4.ユーザーへのメリット
楽天で有効なのはやはりポイントですが
0・5のつく日は、ポイントが5倍(SPU会員:楽天スーパーポイント
アッププログラム)になりますので、それに合わせて独自企画の
ポイントを合わせることでユーザーメリットを十分に出すことができ
ます。
また独自クーポンにて例え100円でも提案することで顧客メリットを
演出する事ができますので、やったほうがいいです。特に最近の楽天では
かご付近になった時に設定されているクーポンが表示されるなど、楽天
側の売る仕組みとしても向上しています。見た目の効果もあります。
5.同梱おすすめ品(クロスセルを狙う)
おすすめ品といってもただ単にお店の売りたいものを提案するのではなく
商品とあったもの、ついで買いを誘うような物を提案することが重要です
また、かご回りにデカデカとサムネルをたくさん並べている店舗が
散見されますが、あれはよろしくありません、かご寸前で迷わす行為は
転換率を下げる原因にもありますので注意しましょう。
またアップセル施策も同時に打ちたいところですが、かご寸前で迷わす
同類商品や色違い商品などを並べるのも危険です。
コンバージョン率は上がってきますので、現状と相対的に見る事が難しくなるのも事実です、そのあたりをしっかり鑑みて、検討し検証を繰り返す必要があります。
これを大前提に考えると、どのようにお客さんをリピートさせるかが重要で、リピートのない段階でお店は次第に傾いてくる可能性が高くなります、必ずリピートのお客さんの対策を立てなければなりません。当然1回目の購入は、新規顧客となる訳ですが、新規顧客を誘導するために広告・お金を使い過ぎないことそして時間を使い過ぎないことが重要です。
リピーターになるためには、まずお店のことを好きになってもらわないといけません。ただ、お店自体は人格がありますので実際にはそのお店を運営している人を好きになってもらう必要があります。
時には、サプライズなども手渡すとよいかも知れません。当然それだけ何かをプレゼントすればお金をかかってしまいますが、たとえ安いものでもただで商品を手に入れることができればお客さんはそのお店のことを好きになってくれるのではないでしょうか。このように考えれば、お客さんに来て云ってもらう方法を編み出すことが大事です。
楽天市場の転換率を上げるにはまとめ
楽天市場出店店舗に出店した場合には、必ず売り上げを伸ばす必要があります。もちろん売り上げを伸ばしたいかどうかは、店舗さんの自由になりますが、せっかく高いお金を払って商売を始める以上はしっかりとした結果を出したいものです。結果を出すことにより、それが自信につながりまた次の反省につながるといってよいでしょう。いきなり山の頂上に登ろうとするのではなく、まずは少しずつ到達点を目指して努力していくことが重要になります。
そこで、一番最初に考えておきたいには売上向上のポイントになります。これは漠然と努力をしていればよいわけではなく、しっかりとお客さんに対してのアプローチができていなければ意味がありません。インターネット商売をしている場合には、商売の相手はなかなか見えてこないイメージが強いです。やはり、面と向って商品を販売していない以上は、お客さんの顔が漠然としか見えてこない点は不安に思うかもしれません。間違えてはいけないのが、商売をする相手はパソコンの画面ではなく画面の向こう側にいるお客さんと考えておきましょう。そうしなければ、なかなか本質を見ることができません。
商品が安定的に販売することができれば自信につながりますが、実はしっかりとした安定感を出るためには、これまで記載した転換率を上げる為の努力をおしまずトライ&エラーを繰り返しこれ以上は無いという地点まで追い込む必要があります。転換率上昇は、様々な副産物を生みだします。広告対費用効果が高まります、検索スコアへの影響も少なからず出ます(楽天の検索上位化への作用)。よく、商売でうまくいっているお店はどのような工夫をしているかが特集されますが、それは新しいお客さんを開発すると同時に今まで来てくれたお客さんを大切にすることです。新しいお客さんは、お店に来てくれる可能性はあまりありませんが、1度でも購入されたお客さんは再びお店に来てくれる可能性が高まります。そうだとすれば、どちらの方がアプローチをしやすいかといえばまだであったこともないお客さんではなく一回でもお店に来たお客さんになります。つまり、リピーターにつながれば、結果的にそのお店は安泰になるでしょう。