多くの店舗が楽天市場に高い手数料を払っても出店する訳(入門編)

 楽天市場は非常に多く(2018年現在凡そ4万5千店舗)の店舗が出店しているインターネットショッピングモールとして有名です。利用者も非常に多く、様々な特典を得ることができることから頻繁に利用をすると言う人も少なくありません。しかし、実際に自分で通販サイトを立ち上げる場合に比べてその手数料は非常に高く、利益が損なわれてしまうと言うデメリットもあります。それでも多くの店舗が出店を行う理由は、楽天市場が自ら通販サイトを立ち上げる場合に比べて非常に多くのメリットを持っていることによるからです。

楽天市場アプリ引用:
https://itunes.apple.com/jp/app/%E6%A5%BD%E5%A4%A9%E5%B8%82%E5%A0%B4/id419267350?mt=8

楽天出店メリット1:一流会社と肩を並べて商売ができる

 楽天市場は日本有数のインターネットショッピングモールであり、ほとんどの人がその名前を知っているものとなっています。そのためその中に出店をする事はより多くの人の目に留まる可能性が非常に高まると言うメリットがあるのです。非常に多くのサイトが存在しているインターネットの世界では、自ら通販サイトを立ち上げても人の目に留まる機会を得る事は非常に難しいものとなっていますが、楽天市場の中に出店をすることで様々な商品の広告を自動的に楽天側が行ってくれるため、購入をしたい人の目に留まる可能性が格段に向上します。そのため商品を販売することができるチャンスが非常に多くなると言うメリットがあるのです。

 基本的には日本になるネットショッピングモールの殆どのメリットは、一般的に言われるデパートや駅構内、ショッピングモールなど集客が見込める場所へテナントとしてお店を出すのと変わりはありません、この場合、出店時点で立地や家賃・手数料などを考慮して出店されると思いますが、これらが、数値化されてお店自らがその場所まで行って営業をしなくても良いというメリットも当然ではありますがあります。

 通常一般的な店舗・お店がデパートへ出店したくても受付の窓口すらありません、基本的には門前払いとなります。そういった小さいお店でも、一流の店舗と混じって戦えるのが楽天市場のメリットとなります。楽天でトップを狙う事ができればネットショップのトップランカーとして花を咲かすことができます。一般的な店舗でそのような夢がある場所があるでしょうか?

楽天出店メリット2:楽天という看板を借りて商売ができる

 さらに楽天株式会社の現在では非常に大きな会社となっており、また様々なビジネスを展開していると言う点もあります。商品を購入する顧客は通販サイトを利用する場合にはその信用度を重視する傾向が強く、安心できるサイトから購入したいと考えるものです。あまり名前の知られていない会社のサイトから購入することは、本当にものが届くのかと言う不安を感じることも多く、なかなか申し込みをすることができないと言う問題が生じます。楽天であれば様々なところで実績をあげていることから会社の信用度が高く、何か問題があっても楽天側がしっかりと対応をしてくれると言うイメージが強いのです。通販は信用で成り立っているビジネスでもあるため、信頼度の高い楽天市場を利用して商品を販売することができる事は非常に大きな出店メリットとなっており、高い手数料を支払っても得られるメリットが大きいと考える会社が多いのが実態です。
さらに、楽天は独自のクレジットカードを利用することが出来るのも出展者にとってメリットとなっています。楽天カードの利用者は楽天側から様々な特典を受け取ることができるため、非常に購入をしやすい状態となることも、商品を販売する側にとっては大きな出店メリットとなっています。

楽天出店メリット3:楽天の顧客へ直接PRできる、楽天内だけの集客に注力できる

 本当に基本的な部分ですが、楽天では楽天アカウントだけで1億アカウント、そして世界でみると13憶アカウントを保有しています。数字が大きすぎてあまりピント来ないのは当然ですが、通常は顧客を集客させるのが非常に大変です、実店舗であれば、お店をオープンした場合、チラシをまいて、ポスティングして、オープン記念イベントをやって地域の皆様に認知してもらって・・そういった手法が可能ですが、例えば地方に1つ自社のホームページを作成したとします、その場合どうやって集客するのでしょうか?

googleやヤフーの広告をいきなり運用できますか?

 勿論googleグーグルのadwrodsやyahooヤフーのスポンサードサーチなどを使ってクリック広告などを行うのも良いでしょう、これをやる場合の大前提として、ホームページ上で販売されているページに来てもらった時にちゃんとお客様をお迎えするようなノウハウやページになっているのでしょうか?いわゆるランディングページやCVできる仕掛けや参客できるようなおもてなしができるでしょうか?

ショッピングカートを借りてからの運用開始は最初からスムーズにできますか?またその為のノウハウはどうしますか?

 ホームページを作った時にレンタルカート(レンタルショッピングカート)を借りて行いますが、そういったシステムが顧客にスムーズにお買い物してもらう為の仕組みになっているかスタート時点で判断できるのでしょうか?仕組みという意味では、決済(クレジットカード)や銀行振り込み、コンビニ払いや現在キャッシュレスが進む中での楽天PayやAmazonPay、LINEPayなどの対応ができるのでしょうか?また現在はgoogleにおいてSSL化対応が必須となっておりそういったセキュリティの部分でも不安な場面はありませんか?またそういった今いったようなことを理解できていますか?

ス タート時のノウハウ不足をどのように補いますか?また自分で失敗しながらノウハウを高いお金を払って勉強代としますか?

 またスタート時から高いお金を払ってコンサルタントや楽天運営代行、ホームページ制作会社へ依頼して進める事も出来るかもしれませんが、そういった事ってなにもわからない状態から進めるのって非常にリスキーだし、不安ではありませんか?ネット社会といいますが、意外に体系だってないまだまだ未熟な業界です、なのでこの早い時代の流れに即応しつつお店の売上を上げるのは並大抵な事ではありません。どんな職種でもノウハウを無料で教えてくれることはありません。あるとしたらFC加盟店や代理店などになりその商品やブランドをみんに知らしめる行為だからです。ノウハウは無料ではもらえませんし、もしネットをあさって色々勉強をしたつもりになっていてもやはり実践なくして頭でっかちになるだけで遠回りを強いられてしまいます。

楽天出店メリットまとめ

特に「楽天出店メリット3」にて
 できますか?
を連発させて頂きましたが、楽天市場が初心者向きである事を書かせていただきました。楽天市場では、
 ・集客は楽天がやってくれる
 ・楽天市場の顧客はそこにいる
 ・楽天市場でのノウハウは楽天市場内で教えてもらう
  というか教育体制は動画でさんざん見られる
 ・楽天ECコンサルタントがいるのでなんでも気軽に相談できる
 ・技術的な部分でわからなければ、楽天の技術サポート窓口がある
こうったことから楽天市場は高い手数料や家賃があれど、本当に初心者でも一流の場所へ出店できるというメリットが沢山あります。不安いっぱいでネットショップを開店させる場合は、日本で一番信用のできる楽天市場へまずは出店し、ネットショップの何たるかを1から学びその上で自社サイトなのか、ヤフーショッピングなのか、アマゾンなのかはたまた複数多店舗出店なのかを考えるのも1つの手であることは言うまでもありません。

それでもお手軽に楽天市場出店を運営代行に任せたい方はこちらへ